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【編入体験談】福井大学工学部

2023(令和5)年5月13日の福井大学工学部編入学試験(推薦)の体験談になります、あまり受験者が多くないので参考になれば幸いです
Twitter:@duda1818f 過去問とか聞きたい事とかあったらDMください。

【順位】
1年:15位
2年:11位(コロナでオンライン)
3年:23位
4年:28位
平均席次:21位
1-4年の平均点:81.3点(多分評点だと思う)

【資格】
英検準2級(高専3年7月)
技術英検3級(高専3年7月)
TOEIC 490(高専4年3月)

どこにでもいる平均的な学生だと思います。

【受験校】
福井大学 工学部 機械システム工学科 原子力安全工学コース(推薦):合格
福井大学 工学部 機械システム工学科 原子力安全工学コース(学力):推薦合格のため未受験

原子力を学べる大学は他にもあるにはある(旧帝、筑波...etc)んですが、自分の学力的に厳しいため福井大学一本になりました。
一応、東京都市大学という選択肢もあるんですが発表が12月とかだったかな?なのでもしそこで不合格の場合取り返しのつかないことになりそうなのでこれも見送りです。

原子力抜きで考えると、福井大学のレベル的には北見工大、技科大、とかが併願校になるんじゃないかな、、、


【試験前日】
試験日時が土曜日9:00-だったので、さすがに当日移動は無理だったため、前泊になりました。金曜1-4限を受けてから福井へ向かいました。木〇津から6時間も掛かった、遠い
福井に着いたら夜ごはん食べて、一人で面接練習して、とっとと寝ました。睡眠大事。


自分は春休みに福井大学へ見学へ行ったのでやらなかったですが、えちぜん鉄道福井駅の場所を確認しておいた方が賢明かな、と思います。少しわかりにくい場所にあるので。

【ホテル】
県の中枢都市なのでビジホには困らないと思います。自分は東横インに泊まりました。去年の受験者の情報だと朝食で並ぶ可能性がある、とのことで少し覚悟してましたが並ばずに食べれました。ここはどうしようもないので、早めに起きて並んでたら近くのコンビニで済ます、という風にあらかじめ考えておいた方がいいと思います。

【試験当日】
受験者数:全学科含めて12?もう少しいた気も、、、 機械システムは4人
合格者数:全学科含めて11 機械システムは4人

8時から8時半集合だったので、7:23発の電車で行きました。学校に着いたのは7:40でしたが、普通に中で待機できたのでこの時間がベストかなと思います。もう一本後の7:49発でも問題ないと思います。それより後だとまずいかも、、、

集合場所では各学科ごとに縦一列で待機する形でした。見た感じ建築・都市環境工学と物質・生命化学が多かった気がします。学科ごとで試験会場が違い、それぞれ担当の先生が試験会場近くまで連れていき、そこで9時までまた待機といった感じです。
試験は受験番号順で面接官の先生は3人でした。1人20分程度の為、早めの出願をおすすめします。自分は2番目だったので9:20ごろから試験が始まり、9:42には学校を出てました。

試験内容はこんな感じ。
_________________________________________________________________________________________________________
自己紹介
志望動機
どう安全にしていくの?
熱力学の法則
電気系に関する公式
数学 指数関数、対数関数の微積
e^logxの微分
共振について
自励振動、強制振動の違い
敦賀から文京だけどどう?やっていける?
電気系だけど単位とかとるの大変だよ?大丈夫?
放射線の種類
自己アピール
_________________________________________________________________________________________________________

それぞれ細かく掘り下げます。

自己紹介:教室に入ったらすぐ、受験番号と名前を聞かれました。受験番号覚えてなかったのでその場でバッグから受験票を取り出して見て言いました。この時点でやばい。

志望動機:原子力発電に関する熱意とか、、、

どう安全にしていくの?:上に関して、原子力発電を安全にしたいと言ったら聞かれました。ので薄い理由だときついかもです。

熱力学の法則:わからなかった(習ってない)ので許されました。

電気系に関する公式:オームの法則しか言えてない、、、(小声) 二つくらい言えればOKの雰囲気でした。

数学 指数関数、対数関数の微積分:ホワイトボードに書く形式です。多分できてたはず。流石に。

e^logxの微分:「ちょっと意地悪な質問していい?」と問われ、ホワイトボードに書きました。普通に間違えました。

共振について:研究室が振動系のところなのでそれに関連して聞かれました。一応言いましたが、首を捻られたので違うこと言ったんだと思います。

自励振動、強制振動の違い:わかりませんでした。。。

敦賀から文京だけどどう?やっていける?:取っていない必修単位は文京キャンパスで取ることになるので、形式的に聞かれたのかな?

電気系だけど単位とかとるの大変だよ?大丈夫?:ここで大丈夫じゃないとか言ったらどうなるんですかね、気になります。

放射線の種類:概ね言えました。ただ、γ線を電子と言ってしまい、「電磁波だよね?」と先生がフォローを入れてくれました。ありがとう、ありがとう、、、

自己アピール:これで試験は以上になります、何か自己アピールはありますか?と言われたので、「周りをよく見れ、他の人が気づかないことでも気づける」的なことを言いました。

出来は最悪です。どんなに甘く見積もっても3割しかできてないです。
普通に落ちたと思いました。

過去問だけを参考にするべきでない。学びを得ました。

【結果】
5/31の10:00に合格発表でした。受かっててくれ~と思いながら研究室で友人達と見ました。
合格してました!!!!!!あの面接で?なんで?

真面目に考察すると、春休みにキャンパス・研究室の見学をしたことで印象が良くなったのかな~なんて思っています。むしろそれしか理由が思いつかないです、、、

【言いたい事】
だいぶ真面目に書きます。と言っても弊高専の体験談に書いた内容の写しですけど。
①受験前にキャンパス・研究室の見学へ行く
1番言いたいことです.これだけは受験する人全員参考にしてほしいです. 志望校が固まった・固まっていないに関わらず,自分が行くかもしれない学校へ見学へ行ったほうがいいです.学校のホームページだけでは分からないことが多いです.そのため,実際に見に行くことでどういった研究をしているのか,どういうキャンパスなのか,立地はどうなのか等々知ることができます.
もし受験することになった場合,試験会場の下見も兼ねられるのでこれは本当におすすめです.
また,ある程度の好印象を与えることにもなります(多分).自分は試験がボロボロでもこれのおかげで合格できたのではないか,と考えています.
どう見学するのかですが,各大学のホームページのお問い合わせであったり,研究室の
先生へ直接メールでお願いしましょう.大抵は快く受け入れてくださると思います.

② 過去問題だけを参考にしない
これは自分が失敗したことになります.昨年度の問題内容のみを対策して試験に臨んだところ,全く違った問題が出てきてほとんど何も答えることができませんでした.過去問題はあくまでも“参考”になります.これだけを頼りに受験に臨んではいけないです.数学・機械・電気,分野を問わず基本的な方程式・定理はある程度は頭に叩き込んでおいたほうがいいです.

③ 面接・口頭試問の練習は最低 3 回行う
自分は 2 回しか行わなかった(試験 3 週間前,試験当週)ため,当日も散々でした.個人的には 3 週間前から試験当週まで各週 1 回やっていればもう少しマシな面接になったのではないかな~と思っています.

TOEIC は早めに手を付ける
多くの大学で出願時に TOEIC のスコアシート提出が要求されます.推薦であれば出願は 5 月,学力であれば 6-7 月になります.TOEIC の結果発送が 1 か月掛かることを考えると,最後のチャンスは推薦であれば 3 月,学力であれば 4-5 月の回になります.試験内容が面接だけであればあまり問題はありませんが,科目ごとの試験がある場合この時期まで TOEIC の勉強をすると他科目へ支障がでると思います.
なので早めにTOEIC をやっつけちゃいましょう!4年の12月には終わっていると気持ち的には楽だと思います.